NHKハイビジョンでHYDEの武道館ライブファイナルの模様を見た。これは再放送+αの映像だったらしいんだけど、本放送を見逃していたのでちょうどよかった。
私はこのツアーの仙台公演の1日目を見に行ったんですけど、映像は武道館のものだったので全く違う印象。ライブハウスと収容人数の多い会場はやっぱり全然違うのね。ライブハウスはただまっすぐに音のみを伝えるけど、武道館のような大きい会場はどうしてもショー的な要素が出てきてしまうのは否めない。完璧にライブハウスを再現するのは難しいし。だからHYDEはアリーナをオールスタンディングにしたのだと思うけど、結果的に正解だったのかも。
歌のほうは、声はガラガラでした。でもその割に「SHINING OVER YOU」は綺麗な声が出ていて驚き。
インタビューで本人も言ってたことなんですが、ラルクの時より明らかに余裕がない。ラルクは割と楽しんでやっている感じですがこちらはなんかいっぱいいっぱい。ギター弾かなければならないからというのも勿論あるだろうけど、やっぱりソロだからかなぁ。ラルクみたいに4分の1ではなくて完璧に1だし。ラルクでは制約があってできなかった、自分がしたいことを成し遂げた達成感みたいなものはすごくあるのかも。今まで私は各メンバーのソロよりもラルク本体が好きだしいいと思ってたのだけれど、それはソロのほうが皆いきいきしてるように見えてしまって、ラルクがなくなってしまうことへの不安感からそう思っていたのかもしれないなぁ。kenちゃんS.O.A.P.に関しても、その不安が大きいし。なんとも複雑な気持ち。